大学教員がAIを使い始めて変わった3つのこと

1年半ほど前からAIツールを本格的に使い始めた。最初は「便利なチャットボット」くらいの認識だった。今では仕事の進め方そのものが変わった。

1. 教材作成のスピードが変わった

以前:リスニング教材を1つ作るのに半日。スクリプト作成、音声の選定、問題の作成、解答の準備…

今:AIにコンセプトを伝えて、骨格を30分で作る。残りの時間で教育的な観点からの微調整に集中。

量ではなく質に時間を使えるようになった。これが一番大きな変化です。

2. 「作れるもの」の範囲が広がった

プログラミングを知らなかった自分が、英語発音評価ツールを作った。学習プラットフォームを作った。投資分析ツールまで作った。

「こういうものがあったらいいのに」と思ったことを、実際に形にできるようになった。アイデアと実装の間にあった壁が、AIのおかげで大幅に低くなった。

3. 学生への向き合い方が変わった

事務的な作業をAIに任せることで、学生と向き合う時間が増えた。

出席管理、成績の集計、メールの返信テンプレート。こういう「やらなきゃいけないけど、教育とは直接関係ない」仕事を効率化した結果、授業準備やオフィスアワーでの学生対応に充てる時間が増えた。

皮肉なことに、AIを使うことで「人間的な教育」に時間を使えるようになったわけです。

正直な感想

AIを使い始めて良かったと思っています。でも、万能ではないし、使いこなすまでに時間もかかった。「導入すれば即座に全てが解決する」みたいな話ではない。

試行錯誤の連続だし、AIが出す答えが間違っていることもしょっちゅうある。それでも、トータルで見ればプラス。少なくとも自分の場合は、そう断言できます。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

上部へスクロール