語学学習のモチベーション問題 — 「やる気が出ない」のは普通です

10年近く大学で英語を教えてきて、一番多く聞いた言葉は何か。

「やる気が出ません」

安心してください。それ、普通です。

モチベーションは続かないもの

「今日から毎日英語を勉強するぞ!」と決意して、3日で止まった経験。ありますよね。自分もあります。ペルシア語の勉強で何度も経験しました。

モチベーションは感情です。感情は波がある。高い日もあれば低い日もある。毎日高いモチベーションを維持しようとすること自体が無理な話なんです。

仕組みに頼る

モチベーションの代わりに「仕組み」を作ることをおすすめしています。

  • 時間を固定する — 「朝の電車の中」「寝る前の15分」など、既存の習慣にくっつける
  • ハードルを下げる — 「1時間勉強する」ではなく「アプリを開く」をゴールにする
  • 記録する — やったことを書き出すだけで継続率が上がる
  • 完璧を捨てる — 5分だけでもやった日は「勝ち」とする

「英語嫌い」は悪いことじゃない

教員としてこんなことを言うのもなんですが、英語が嫌いな人に無理に好きになれとは言いません。

日本の教育システムには、英語嫌いを生み出す構造がある。テストのための暗記、正解が一つしかない問題、間違いを恐れる空気。これで英語を好きになれという方が無理です。

でも、「嫌い」と「必要ない」は別の話。嫌いでも、必要なら最低限はやる。それでいいと思っています。

小さな成功体験を積む

一番効くのは「通じた」という体験です。

海外旅行で注文ができた。映画のセリフが一つ聞き取れた。外国人に道を教えられた。こういう小さな体験が、モチベーションの源泉になる。

今はAIを相手に英会話練習もできる。恥ずかしさゼロで「通じた」体験を積める環境が整っています。まずは1回、AIに英語で話しかけてみてください。

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