研究・論文作成AIプロンプト集 — 学術倫理を守りながらAIを研究に活用する方法

研究・論文作成の各段階で使えるAIプロンプトを紹介します。AIに「書いてもらう」のではなく、研究プロセスの効率化と品質向上のためのアシスタントとして使う方法です。学術倫理への配慮も含めて解説します。

学術倫理に関する重要な注意
AIを研究に使う際は、所属機関のガイドラインを必ず確認してください。多くの学術誌・大学が、AIの利用範囲と開示方法について規定を設けています。AIが生成した文章をそのまま自分の成果として提出することは、多くの場合、学術不正に該当します。

文献調査・先行研究の整理

研究テーマの探索

私は[分野名]の研究者で、[大まかなテーマ]に関心があります。

以下を教えてください:
1. このテーマにおける主要な研究潮流(過去10年)
2. まだ十分に研究されていないギャップ(Research Gap)の候補5つ
3. 各ギャップが研究テーマとして有望な理由
4. 参考になりそうなキーワード(Google Scholar検索用)
5. 関連する主要ジャーナル名

注意:具体的な論文の引用は生成しないでください(ハルシネーションのリスクがあるため)。キーワードと方向性のみ提案してください。

文献レビューの構造化

以下のテーマで文献レビューを書く予定です:
[研究テーマ]

文献レビューの構成を提案してください:
1. セクション分けの案(3〜5セクション)
2. 各セクションで扱うべき論点
3. セクション間の論理的なつながり
4. 最終的にResearch Gapへつなげる流れ
5. 避けるべき文献レビューの構成上の問題点

※実際の文献の引用は自分で行います。構成の骨組みだけ提案してください。


論文執筆サポート

アブストラクトの構造チェック

以下の学術論文アブストラクトを分析してください。

チェック項目:
1. 背景・目的・方法・結果・結論の各要素が含まれているか
2. 各要素のバランス(偏りがないか)
3. 研究の独自性が明確に示されているか
4. 読者が「読みたい」と思える構成になっているか
5. [ジャーナル名/学会名]のフォーマット要件に合っているか

改善提案がある場合は、具体的な修正案ではなく「この部分をこう改善すべき」という方向性を示してください。実際の書き直しは自分で行います。

アブストラクト:
[ここにアブストラクトを貼る]

論文の論理構成チェック

以下の論文セクション([Introduction / Discussion / etc.])の論理構成をチェックしてください。

チェック項目:
1. 段落ごとの主張は明確か(トピックセンテンスの有無)
2. 段落間の論理的な流れは自然か
3. 主張に対する根拠は十分か
4. 反論への対応(counter-argument)はされているか
5. 読者にとって「飛躍」に感じる箇所はないか

文章:
[ここにセクションの文章を貼る]

英語論文の英語表現チェック

以下の学術英文を、英語の自然さの観点からチェックしてください。
分野は[分野名]です。

チェック項目:
1. アカデミック英語として適切な表現か
2. 日本語の直訳になっている不自然な箇所
3. ヘッジング(断定回避)の適切さ
4. 受動態/能動態の使い分け
5. 学術的に適切なレジスター

※ 内容・論理ではなく、英語表現のみ見てください。

文章:
[ここに英文を貼る]


データ分析・考察

分析結果の解釈支援

以下の分析結果について、考察の方向性を提案してください。

研究テーマ:[テーマ]
分析手法:[質的分析 / 統計分析 / etc.]
主な結果:
[箇条書きで結果を記載]

提案してほしいこと:
1. この結果から導ける解釈の候補(3つ以上)
2. 先行研究と整合する点・矛盾する点
3. 結果の限界として言及すべき点
4. 追加分析として有効そうなアプローチ

※ 考察の方向性のみ提案してください。実際の文章は自分で書きます。


学会発表・プレゼン準備

学会発表原稿のブラッシュアップ

以下の学会発表原稿を、口頭発表用にブラッシュアップするアドバイスをください。

発表情報:
– 学会名:[学会名]
– 発表時間:[○分]
– 聴衆:[研究者 / 院生 / 学部生混合]
– 言語:[英語 / 日本語]

アドバイスの観点:
1. 書き言葉→話し言葉への調整が必要な箇所
2. 聴衆の注意を引くフレーズの提案
3. 時間配分の適切さ
4. 質疑応答で聞かれそうな質問の予想3つ

原稿:
[ここに原稿を貼る]


日々の研究活動の効率化

研究メモの整理

以下の研究メモ・アイデアの断片を整理してください。

やってほしいこと:
1. テーマごとにグルーピング
2. アイデア間の関連性の可視化
3. 発展可能性が高いアイデアの特定
4. 次のアクション(調べること、書くこと)の提案

メモ:
[ここにメモを貼る]


AIを研究に使う際の心得

  • AIの出力を引用しない。 AIが生成した文章や分析結果を、そのまま論文に使うことは避けてください。あくまで思考の補助として使い、最終的な文章は自分で書きましょう。
  • AIの「引用」は信じない。 AIは実在しない論文を「引用」として生成することがあります(ハルシネーション)。AIが提案した文献は、必ずGoogle Scholar等で実在を確認してください。
  • 利用の開示。 多くのジャーナルが、AIツールの使用を開示することを求めています。使った場合は正直に申告しましょう。
  • データの取り扱い。 未発表データや機密情報をAIに入力する際は、データがどう処理・保存されるかを確認してください。

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